
微弱電流で回復力促進

巷ではマイクロカレントや
ハイボルテージといった
電気信号の伝わりに工夫をして、
高い治療効果を出している
と言われている方法があります。
なかでもマイクロカレント、
日本語では微弱電流
という電気信号を患部に施すものは、
患部の細胞レベルで
刺激を与えて回復力の促進が
期待できるものだそうです。
実際にわたしも体験しました。
その時は腰が痛かったのですが、
10分の施術でかなり
軽くなった感じがしました。
気になることがあるとしたら、
刺激をほとんど感じないので、
“やった感”が無く
人によっては満足度は
低いかもしれません。
それと、
エビデンスがハッキリしていない、
というのは
利用する側としては
利用していただく方への
説明が厄介かな、
とは思います。
まぁ、
結果出せば
納得してくれると
思いたいです。
実はコレ鍼灸でもしてるんです

これはあまり
知られていないことでしょう。
鍼灸技法の一つに、
異種金属を使った
治療法があります。
患部周囲や
特定の組み合わせの経穴に
鍼をしますが、
それを複数の箇所に
それぞれ異った素材の
金属でできた鍼を使用して、
体内や経絡に
微弱電流を浸透させる
というものです。
この場合も
“やった感”が欲しい方には
不向きかもしれません。
ちなみに、
よく知られている
パルス通電の施術とは
別物です。
これは”やった感”が
しっかり出ますし。
ご家庭でも似たようなことはできるんです
エレキバンを使って、
組み合わせた手足のツボに
微弱電流を浸透させることで、
シンプルな全身ケアができます。
例えば首コリ肩コリのとき、
後渓と申脈を使うことが多いです。


後谿にはエレキバンを
そのシールから剥がして
磁石を裏返して
つけ直したものを貼ります。
次に申脈には
エレキバンを
そのまま貼りますが、
後谿を貼った反対側に貼ります。
待つ事10分、
申脈、後谿の順で
剥がします。
いかがでしょうか?
後谿と申脈のどちらを
左右どちらにするかは、
貼ってみた感じで
いろいろ試してみてください、
一説には同じ方向に
組み合わせるのも
アリとのことです。
覚えておいて
いただきたいのは、
手足のツボを使うこと、
エレキバンはSNを組み合わせること、
反応を確かめながら行うこと、
となります。
まとめ
- 微弱電流で回復力促進
- 実は鍼灸でもできるんです
- ご家庭で似たようなことはできます
別の機会に、
他の組み合わせのケアを
お伝えしてみたいと思います。
今回のケアの場合で
大事なのは”やった感”よりも
自分の心身の繊細な変化を
感じとること。

ではご多幸とご健勝を♪
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