ツボケアで手綱を絞りつつ夏を疾走して生きましょう

セルフケア
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夏の自然界には火エネルギーが充ちてくる

暦の上では今日から夏になりました。


昔ながらの医術の考え方では、
春を始まりとしたら、
夏はそれを進めていく時期、
となります。

イメージは火です。

火が強まるとき燃え上がると言います。
また強い火である炎は火を上に重ねます。
火エネルギーは常に上に昇っていくもの
だと感じませんか?

夏は火エネルギーが強まり、
生命力はポジティブな方向へ
爆発的に上昇する、
熱い熱い季節となるのです。

そのおかげで自然は芽吹いたものを
育み茂らせることができ、
やがてくる秋の収穫へ向けて
加速するのです。

人は火の意志をどう受け止めるのか

昔ながらの医術では
火をポジティブさの象徴としています。

例えば、
春の木エネルギーなら怒り、
土用の土エネルギーなら悲しみ、
という具合に
そのエネルギーの性質に
影響され情動が起こる
と考えています。

火エネルギーの上昇する性質に
影響されると喜びが湧き上がります。

また、
生命力のポジティブな象徴
という意味もあり、
五臓では火エネルギーが
しんを担当します。

は心臓を含めた血を扱うシステムで、
これは基本的に上昇することはあっても
下降することはない、
とされています。 

例えば、
嬉しいと心臓バクバクしますよね、
アレで喜びと心を繋いでいることが
実感できるかと思います。

詳しくはコチラ。

怖くても心臓バクバクしますが、
コレも実は矛盾がない説明が
できるのですが、
それはまた別の機会に。

そんなわけですから、
夏はありったけの情熱を
出し惜しみせずに、
どんな出来事もバカみたいに
喜びに変えて、
汗かいて体温調整して
生きていきましょう、
というのが火エネルギーの
受け止め方となるのです。

『7代目火影』
『自称天才バスケットマン』
『クジラ島の少年』
『海賊王になる男』

彼らのような雰囲気で過ごすのが、
夏らしいと言えそうです。

あえて心をクールダウンさせるツボケア

そんなわけですので、
ノリノリイケイケで
夏を乗り切れば良いので、
特にツボケアを必要としない
かなと思われがちですが、
そうでもないのです。

喜び過ぎたり
嬉し過ぎたり
好き過ぎたりすると、
暴走してしまうことないですか?

私はあります、
有頂天になって
子供じみたことをやって
顰蹙をかってしまいます。

それはともかく、
火は上に昇るエネルギー、
放って置くと下降せず
際限なく昇っていって
しまうのです。

そこでどうするか。

陰陽五行はうまいことできていて、
火の上に昇るエネルギーに
水の下に降るエネルギーを対にして、
お互いのバランスとっています。

昔ながらの医術的には、
心システムの暴走は
腎システムでブレーキを
かけているので、
普通に生活している限り
心臓は恒常性を保てているのです。

現代医学の研究からも、
心臓は腎臓から送られる
ホルモン様物質によって
過剰な働きを抑制されている
ことがわかつまてきました。

ですから、
夏のツボケアも
心システムをクールダウン
させるようにチョイスしてみました。

膻中だんちゅう

身体の中心を縦に走る
二つの経絡のひとつ
任脈にんみゃく』にあるツボで、
心包しんぽうという
心の秘書のようなシステムを
調整したり、
気のコントロールに
関わったりする
重要なつぼです。

胸部の様々な不快感や
精神的な不安感などの
鎮静作用があります。

正確な場所を探すよりも、
そのあたりをなんとなく
掌でおさえる感じでも
いいかもしれません。

まとめ

  • 夏の自然界には火エネルギーが充ちてくる
  • 人は火エネルギーでポジティブになる
  • 膻中のツボケアで心を涼しく

夏は難しいこと考えず
上昇機運に乗って生きましょう。

ただし、
日本の夏にはもれなく
梅雨がついてきます。

これをうまいこと
乗り切るにはコツが
いるかも知れません。

それはまたの機会に
お伝えしたいと思います。


ではご多幸とご健勝を♪


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