
要点
- 厲兌は足の陽明胃経の45番目の経穴。
- 足の人差し指にあるツボ。
- 胃経の鎮静にオススメです。
名前の意味
厲の字は、
削られた崖とサソリ
のカタチから
砥石や磨くという意味
になったそうてす。
兌の字は、
よろこびや
末端・口を
表しているそうです。
まとめると、
足の陽明胃経の機能に
磨きをかける手始めの門
のような経穴、
という感じでどうでしょうか。
ポイント
厲兌のポイントは、
胃経の鎮静です。
五兪穴の井金穴。
足の陽明胃経の端として、
胃経のトータルサポートができます。
足のトラブル、
胃腸の調整、
顔面の不調、
思考の乱れなど、
胃経の変動に利用できそうです。
DATA
解剖学関連
- 静脈:背側趾静脈
- 動脈:背側趾動脈
- 神経:内側足背皮神経(S1)
- 他:第二趾外側の爪甲
- 深部:末節骨
施術関連
- 主治:足軟無力/足関節痛・障害/趾関節障害/レイノー病/上歯痛/鼻血/急・慢性胃腸炎/口唇歪斜/顔面浮腫・麻痺/精神錯乱
- 特殊:鎮静・安眠作用
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