
要点
- 上巨虚は足の陽明胃経の37番目の経穴。
- スネの脇にあるツボ。
- 腸の不調にオススメです。
名前の意味
専門書によると、
脚の脛骨と腓骨とでできる
大きなスキマの上方にある経穴、
という意味があるそうです。
他にも、
巨は大腸の意味があり、
大腸内に留まった邪気や
瘀血を取り去り、
気血の流れを通じさせる作用
を持つことも意味しているそうです。
ポイント
上巨虚のポイントは、
腸の不調対策です。
大腸の下合穴であるので、
下痢や便秘など
大腸の不調には使えそうです。
場合によっては
肩関節周囲炎にも
使うことがあります。
DATA
解剖学関連
- 静脈:前脛骨静脈
- 動脈:前脛骨動脈
- 神経:外側大腿皮神経(L2)
- 筋肉:前脛骨筋/後脛骨筋
施術関連
- 主治:下痢・便秘などの消化器系の緒疾患/腹張/腹痛/腸鳴/胆嚢結石痛/慢性虫垂炎/胃痛/下肢痛・麻痺
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