膺窓(ようそう) ST16

ツボ
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要点

  • 膺窓は足の陽明胃経の15番目の経穴。
  • 乳頭からすぐ上の凹みにあるツボ。
  • 乳頭の不調にオススメです。

名前の意味

膺の字は
胸という意味だそうで、
䧹は鳥を抱く形、
そこに肉月、
鳥を懐に抱え込むときの
位置で膺となりそうです。

窓はパーツごとに
いろいろ暗喩があるようですが、
結論はいわゆる窓、
外気の出入り口となるようです。 

まとめれば、
胸のおいて
通気のための窓
のような経穴、
という意味でいかがでしょうか。

ポイント

膺窓のポイントは、
乳頭トラブル対策、です。

胃経の走行から
屋翳と同じく、
乳腺炎や乳汁分泌不全などで
使用されるとのことです。

その他にも呼吸器系や
胸のトラブルなど
幅広く利用できそうです。

ここもやはり気胸に注意となります。

DATA

解剖学関連

  • 静脈:なし
  • 動脈:なし
  • 神経:第三肋間神経の前皮枝と外側皮枝
  • 筋肉:大胸筋/内・外肋間筋

施術関連

  • 主治:咳嗽/喘息/胸部苦満などの呼吸器疾患/胸膜炎/肋間神経痛/胸痛(呼吸器を中心とした)/胸脇脹満/乳癰(乳腺炎)/身腫(全身の痺れ痛み)/乳汁分泌不全
  • 気胸に注意

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