春はのびのびしたくなる季節
春はのびのびした雰囲気が満ちてます。
陰陽五行ではそれを後押しするエネルギーを
木と呼びます。

わたし達のような昔ながらの医術に
馴染んだ人間からすると、
節分は大晦日、
立春は元旦
という風に考えたりします。
秋冬とこれまでエネルギーを
しっかりチャージしてきて、
節分で一年が終わり立春から
新しい一年が始まると思うと、
そろそろなにかしてみたくなりませんかね。
特に昨今の情勢からすると、
ガマンにガマンの日々なので
余計にそんな気分が高まっている方も。
それは木のエネルギーが醸し出す
春の雰囲気が影響しているからなのです。
木は外へと伸びるエネルギー
木は前へあるいは
外へと伸びていくエネルギー。
それを季節に置き換えれば春、
色に置き換えたら青、
方角なら東、
共通するイメージは木々の芽吹きでしょう、
そのエネルギーの象徴として
昔の人が当てはめたのが
木という言葉なのです。

次のサイクルの始まり、
それにどんな風に乗れるかは
ここまでどの程度エネルギーを
蓄え準備してきたかによりますが、
とにかくスタートボタンは
押してみなくちゃはじまりませんよね。
ツボケアでスイッチ・オン

やる気スイッチ太衝
足の厥陰肝経の原穴です。
原穴とは心身を健康な状態に
保つためにあるシステムを
応援するメインスイッチ。
体内に五つあるシステムのうち、
春に活発になる肝という
外向的なシステムを
後押しします。

空回り解消 百会
自律神経に働きかける経穴です。
特に副交感神経を活発にさせて
リラックス効果をもたらす
スイッチ。
肝が働き過ぎると、
元気で積極的でいいんですが、
ヤル気が空回りしたりもします、
のめり込み過ぎて
寝付けなくなったり。
そんなときは、コレで。
まとめ
①春は木のエネルギーが湧き出す
芽吹きの季節。
②木のエネルギーは
閉じ込めていたエネルギーを
外へと伸ばす。
③木のエネルギーをムダなく
ヤル気へ切り替えるツボは
太衝
④ヤル気が空回りして
オーバーヒート気味
のときのツボは
百会
運気的には節分を境に、
鍛錬の時期は終わり次の冒険の始まり。

鍛錬してきたなら一歩を踏み出すとき、
鍛錬してこないなら持てる力で始めるのみ、
ものごとはタイミングが大事なのだから。
では、ご多幸とご健勝を♪

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