ツボケア以外で自然派の方へオススメしたいナチュラルな春のセルフケア

セルフケア
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東洋医学の古典より春のセルフケアについて抜粋

春の三月を発陳といい、
しまっていたものが現れてくるとき。

天地にあるもの芽生え、
万物は生き生きと栄え、
陽気が多くなる。

夜になれば寝て
日の出と共に起きる。

ゆったりと庭を歩み、
髪をほどいて楽にし、
心を伸びやかにする。

生かして殺すことなく、
あえて奪うことなく、
賞して罰することなく、
そうして過ごすことが
春の気に応じた生き方であり、
生の気を養う道理である。

これに逆らえば
陽気が沈んだままで肝を傷め、
夏に寒の病になり汗が少なく冷え、
長の気をないがしろにしてしまう。

【黄帝内経素問こうていだいけいそもん四気調神大論しきちょうしんたいろん】より

発陳とは外向きにアクションを起こすこと

発陳はっちんは聞いたことがない言葉ですよね。

発には矢を放つ、
という意味があり、
転じて出す・生まれる
などとしても使われます。

陳は連ねる・並べる
という意味です。
東という文字が在り、
これは日の光が
木に重なり見える状態、
それは万物が動き出す
方角を表していて、
こざとへんが
小高いおかを表しています。

ここから発陳には
外向きにアクションを起こす
という意味がありそうです。

さらに空想をしてみると、
丘の上の木立の先にある陽を
まぶしげに見上げる古代の人、
その春の旅立ちの情景
が見えてくる気がしませんか。

黄帝内経・素問の四気調神大論とは自然に寄り添うマニュアル

黄帝内経とは
伝統的な医学書のひとつで、
現代でも治療の手引書です。

歴史の流れに洗われて、
現代に伝わっている
素問そもん霊枢れいすうの二巻を合わせて
黄帝内経と呼んでいます。

素問は理論編、
霊枢は実践編
という内容です。

黄帝こうていという王様と
医学博士の岐伯きはく
問答形式で書かれていることが多く、
現代人にも通じる悩みを
相談することもあり、
いろいろためになる書物です。

素問の中にはセルフケアの
アドバイスもあります。

四気調神大論はそのひとつです。

今回はに引き続き、
春について抜き出してみました。

まとめ

  • 春はのびのびとおおらかに過ごす。
  • 活動の要になるが楽であるように。
  • 春を相応しく過ごすことで夏も快適

あたりまえのことをていねいに。

では、ご多幸とご健勝を♪


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