木火土金水の五つのシステム(五行)が
互いに生かし合う関係を相生といい、
互いが打ち克つ関係を相克という。
図に当てはめると…
相生は時計周りで五角形を描く関係。
木をくべると火が燃え上がり、
燃えた灰が大地を肥やし、
大地の地下深くで鉱物(金)は生じ、
鉱物によって水が濾過され、
水があって木々は茂る、
というWin-Winのイメージ。
相克は時計周りで五芒星を描く関係。
木は土の栄養を吸い上げ、
土は水の動きを塞き止め、
水は火の勢いを消し止め、
火は鉱物の塊を溶かし、
鉱物は木の生育を阻む、
という独り勝ちのイメージ。
人体にあてはめると、
相生の状態であれば円満で健康そのもの、
相克の状態であると虚実が偏り不健康で病に罹りやすいか既に病んでいる。
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