湘北高校バスケ部とは、 1990年から1996年にかけ『週刊少年ジャンプ』に連載された、井上雄彦 先生によるバスケットボール漫画作品『SLAMDUNK』の主人公チーム。
『SLAMDUNK』は同時期に東映動画がアニメ化していましたし、2022年秋に映画公開予定ですから、ご存じの方は多いようで我々の年代には人気のある漫画です。

湘北高校バスケ部は問題児軍団、ある時は赤点軍団とも呼ばれ、レギュラーメンバーで文武両道の優等生はキャプテンだけ、わたしにとってはある意味で憧れのメンバーでした。
そのメンバー編成を陰陽五行論で読み解き、バスケ部顧問・安西先生の遠慮深謀の一端を覗いてみたいと思います。

陰陽五行論とは、五つの特色がお互いを助け合いながらひとつのものごととして存在する、多様性の見本のような思想です。
中国系の伝統的医学では、この考え方をひとりの人の心身に応用して、その人の肉体や感情の基本的な在り方、そしてそのときどきの変化の行方を見極める指針としています。
それをここではひとつのチームに当てはめ、五つの特色をイメージしやすくできればと思います。
五つの特色とは、木火土金水の働きを単純化したもので、これに方位や季節を当てはめ様々な占術として、そして臓腑に当てはめ医術として成立しているのは皆さまご存知かと思います。

では始めていきましょう♪
木は簡単に言えば外へ伸びる働き。

チームワークに例えるなら、具体的に試合を牽引することかと思います。
湘北高校バスケ部で攻めのエースと呼べるキャラクターは、やはり『流川楓』でしょうか。

貪欲なまでの勝利への執念とバスケ技術での負けん気は、木の外へ伸びるという積極性を体現していると思います。
ミッチーはどうするんだ、というお叱りの声もありそうですが、彼のポジションは後ほどちゃんとおさえてあります。
こんな感じで、次回は他のメンバーを割り当てていきたいと思います。

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