ツボケアで人体を六面体に見立てて効率良く体調管理

セルフケア
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◆体質によって体調のクセがある

例えば肩コリ。

右肩ばかりコルとか、
肩より背中の方がコルとか、
首のそばがコルとか、
肩コリと言っても人それぞれ。

その差は、
そう言ってよければ、
個人的な体の使い方の
クセの積み重ねで起こります。

例えば、
右肩コルなら
右手ばかり使うとか、
背中がコルなら
ちょっと猫背で歩くとか、
首そばがコルなら
疲労し過ぎてるとか。

そういうクセ、
個性と言い換えても
いいかもしれませんが、
それを作り上げているのが
五臓のバランスの崩れ、
それをココでは体質と呼びましょう。

先程の例えですが、
右肩コリが使い過ぎから来るなら
肝が弱いのかも、
背中コリが猫背から来るなら
脾が弱いのかも、
首コリが疲労から来るなら
腎が弱いのかも、
といった具合に想像します。

だから、
心身が根本から治っていくには、
その人が自分の個性と
向き合う必要があるのです、
いわゆる体質改善は
こんな風なのだと
わたしは思うのです。

そのことについてはこれまで
ちょこちょことお伝えして
きたつもりです。

今回はそれを置いといて、
五臓の弱さからくる
六腑の経絡の乱れを
体調と呼ぶこととして、
体調管理のツボケア
についてお伝えします。

体調管理は人体を六面体とみる

体質改善が五臓という
心身の奥底をケアすることとしたら、
体調管理は心身表面の
今の不調を調えるケアだと思います。

やり方はいろいろありますが、
昔ながらの医術のやり方を
ふまえていこうと思います。

まず人体を六面体だと
想像するところから始めます。 

まずピシッと立ちます。

足膝腿をくっつけ、
掌を腿に貼り付けます。

こうすると、
腿から内くるぶしまでと
掌からわきの下は隠れて見えません。

この見えない範囲は
五臓からくる経絡の守備範囲なので、
今回は割愛します。

さて、ピシッと立ってまず
正中線でタテに区切ります、
これで左右の区別がてきます。  

次に左右に区別した半身を
3方向に区切ります。

これで前横後の区別がつきます。

前とはだいたい
顔から胸腹と辿り
腿の前面を通りスネの範囲。

横はだいたい
耳あたりから肩を辿り
脇腹と腿の横面を通り
外くるぶしへの範囲。

後はだいたい
後頭部から首筋と
背中を辿り臀部
膝裏を通りカカトの範囲。

赤の範囲を前、横の範囲を黄、後の範囲を青

腕は胴体とはまた別に
前横後に区別します。

前は親指と人差し指から
肘の親指側を通り肩の前面の範囲。

横は中指と薬指から
肘の角を通り肩の横面の範囲。

後は小指から肘の小指寄り
を通り肩の後面の範囲。

赤の範囲を前、横の範囲を黄、後の範囲を青

前横後が左右にあるので
人体を六面体としてみることができます。

体調不良の範囲に合わせた六経穴

この六面体をもとに
体調不良の範囲を見極めて
対応するツボでケアをしてみましょう。

前面を守備範囲とするツボは2つ。

横面を守備範囲とするツボは2つ。

後面を守備範囲とするツボは2つ。

先程の肩コリの例で、
右肩コリが
腕の付け根の前面に在るとしたら
前面を守備範囲とするツボの
遍歴がオススメです。

また右肩コリが
肩のど真ん中の筋肉の
盛り上がりあたりに在るのなら
光明をオススメします。

同じように背部のコリなら
支正か飛揚、
首コリなら飛揚、
となりそうです。

他の場所の不調も、
なんとなく六面体に当てはめて
ツボをコーディネートして
ケアをお試しください。

経絡の細かい流れを
知っておくとツボの選び方も
想像がつきやすくなります、
興味ある方は調べてみてください。

まとめ

  • 体質によって体調のクセがある
  • 体調管理は人体を六面体とみる
  • 体調不良の範囲に合わせた六経穴

今回はかなりざっくりとした
経絡治療風のツボケアです。

読む人が読むと、
ちょっと端折り過ぎ
と思われるかもしれません。

このブログ全体がそうですが、
正統派の東洋医学入門
というわけでなく、
東洋医学を面白がって
身近に感じてもらえることを
テーマにしているつもりです。

もし、
ココで東洋医学に興味を持ち
深入りしたくなったら、
嬉しく思います。

ちなみに、
今回の元ネタは
木戸正雄先生の著書
『変動経絡検索法・VAMFIT』です。

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では、ご多幸とご健勝を♪


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