
要点
- 支正は手の太陽小腸経の7番目の経穴。
- 腕にあるツボ。
- いろいろ不調にオススメです。
名前の意味
調べたところ支の字は、
枝を手にすることを表し、
ささえる・わける
などの意味を持つように
なったそうです。
正の字は、もともと
国と足を止める
ということを合わせ
征する意味を持ち、
転じて正しい・真っ直ぐ
という意味を持つように
なったそうです。
ここでは、
手の太陽小腸経から分かれ
手の少陰心経へ
真っ直ぐと繋がる絡脈が
連絡している経穴、
という意味があるようです。
ポイント
支正のポイントは、
小腸経の不調対策です。
絡穴には
経絡の変動を調える働き
があります。
大雨のとき
溢れそうな川の水を
支流に流すような感じです。
手の太陽小腸経の走行を
イメージして、
不調のある部位が
カバーできそうなとき、
とりあえず支正を
使ってみるのはオススメです。
そんなわけで、
いろいろ不調にお試しください。
DATA
解剖学関連
- 静脈:なし
- 動脈:後骨間動脈動脈の枝
- 神経:内側前腕皮神経(C8)
- 筋肉:尺側手根伸筋腱/尺側手根屈筋
施術関連
- 主治:尺骨神経障害/肘関節障害/頭痛/肩こり/目眩/耳鳴/精神疾患/発熱/頚項部のこわばりや痛み/熱病/癲狂
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