天宗(てんそう)SI11

ツボ
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要点

  • 天宗は手の太陽小腸経の11番目の経穴。
  • 肩甲骨にあるツボ。
  • 肩の不調にオススメです。

名前の意味

専門書によると、
体幹を三分割し天・人・地としたとき、
横隔膜を境に天となる。

宗の字には集まる
という意味があるので、
天で特に気血の集まる経穴、
と言う意味を持つとのこと。

また、
古代中国では天宗とは
『日・月・星』を表し、
そばの経穴と共に星のように
配列されていることを暗示している、
とも。

天宗を中心位置と見ると周りの経穴の宗主のような感じに

ポイント

天宗のポイントは、
肩の不調対策です。

ストレスで肩がコルとか、
肩関節の痛みがあるとか、
ちょっとガツンと
効かせててみたいとき
オススメです。

しかし、
あまり力まかせに
圧すると後悔します。

それほど刺激強めです。

郄穴かと思うくらい。

DATA

解剖学関連

  • 静脈:肩甲回旋静脈
  • 動脈:肩甲回旋動脈
  • 神経:胸神経後枝の内側皮枝(C3~5)
  • 筋肉:僧帽筋/棘下筋

施術関連

  • 主治:肩甲痛/肩こり(ストレス性は特に良い)/肩関節障害(五十肩を含む)/上腕外側の知覚・運動障害/頬・頤部の腫れ・痛み/風痺による上肢の諸症状/乳汁分泌不全(+ダン中:任脈)

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