あなたの枝葉の不調を自分でケアしてみませんか?

セルフケア
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本治法ほんちほうは体質改善、標治法ひょうちほうは体調管理、とそれぞれ得意分野があります。

今回は体調管理、標治法のコツのひとつをお話したいと思います。

主な経絡は十四本あって、その中の十二本がひとつに繋がって、体を一巡りしていることはお伝えしました。
その十二本を陰経と陽経に分け、主に標治法に使う陽経だけ残します。

  • 手の陽明大腸経
  • 手の太陽小腸経
  • 手の少陽三焦経
  • 足の陽明胃経
  • 足の太陽膀胱経
  • 足の少陽胆経

これを更に陽経の種類ごとに分けます。

  • 手の陽明大腸経
  • 足の陽明胃経
  • 手の太陽小腸経
  • 足の太陽膀胱経
  • 手の少陽三焦経
  • 足の少陽胆経

陽明経、太陽経、少陽経をまとめて三陽経と呼びます。

これらはそれぞれ守備範囲が決まっています。
陽明経は前面、太陽経は後面、少陽経は側面を守備範囲とします。

前後側面の分け方を説明しておきます。

まず気をつけの姿勢で立ちます。
このとき、
内くるぶしから足の付け根までが閉じていて、
脇の下から手のひらまでが体側にぴたっと合わさっていると思います。
この状態で正中線を境にして左右となります。
次に前面は前から見て見える範囲となります。
同様に後面は後ろから見える範囲、
側面は残りの横側の範囲です。
腕を補足しておくと、
前面は肩の前面から親指や人差し指までの範囲、
後面は肩の後面から小指までの範囲、
側面は残りの肩の横側から肘のてっぺんを通り中指と薬指までの範囲になります。

それが下の図の感じとなります。

グレーの範囲は陰経の守備範囲です。

ざっくりイメージするとエンピツの六面体みたいです。

これを知っておくと、不調部位と陽経の守備範囲とを照らし合わせ、肩コリなど自分の不調がどの陽経の影響かがわかります。

さてケアすべき場所がわかったところで、今回オススメするセルフケアは指もみです。

  • 前面は手の陽明大腸経と足の陽明胃経は人差し指
  • 後面は手の太陽小腸経と太陽膀胱経は小指
  • 側面の手の少陽三焦経と少陽胆経は薬指

これらの指の爪の付け根辺りをつまんでもみます。もむついでにひねったりひっぱったりいろいろ刺激してみるのもイイでしょう。気持ちイイ感じで腹八分を目安にやってみてください。

ケアは正解を探すのではなく、自分なりの心地良さを造り出すつもりで、その時間を味わってくださるとありがたく思います


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