
二人のプレイングマネージャーとしてのスタイルの違い
木タイプキャラ選手権・完結編の三回目。
土方歳三の人を惹き付ける魅力と、
鶴見篤四郎の人をたらし込む魅力、
それを比べてみたいと思います。

イラストはともかく、
作中の土方は
年を経て身についた陰影と
内なる情熱が、
老いてますます盛ん
といった魅力になっています。
一般に流布されている印象に加え、
作中で彼の仲間の一人が、
若い頃の土方に似ていると
主人公の杉本を評しているのも、
戦う者の厳しさと優しさを
兼ね備えている人物として
読者にもさらなる安心感や
信頼感を与えている
のではないでしょうか。
彼についていけば間違いない、
あるいはやり甲斐ある生き様ができる、
そう感じさせる好漢なのです。

鶴見中尉は前戦争で
前頭部を負傷し
ホーローの額当てをしている姿が
会う者すべてに威圧感を与えます、
そうなる前はイケメンでしたが。
風貌からは想像できないほど、
彼は人の強みを見抜く力に優れ、
同時に人の承認欲求を
満たす術を心得ているので、
その風貌との落差も加味し
どんな相手の懐にも入り込む姿は、
多くの読者がヤバさを忘れ
魅せらているようです。
私もその一人。
彼に認めてもらうため、
またその彼の事業のためなら
喜んで己を捨てて尽くしてしまう、
カリスマ司令官です。
木タイプキャラとはエネルギーが外向きであること

さて、
人を率いる人物として
どちらが優れているとか、
どちらが好みだとかは
ここで語りきれません。
ですからここでは、
木タイプキャラはどちらなのか
を考えてみたいと思います。
木エネルギーは外へ伸びる力です。

二人の違いは仲間の集まり方、
土方は人を惹き付け、
鶴見中尉は人をたらし込む、
どちらが外へ伸びる集まりでしょう。
土方は常に前を向いています、
人はその背中を追って付いて来る。
鶴見中尉は全てに目配りし、
人はその掌に乗っている。
この見方が合っているなら、
外へ向かうエネルギーは
土方に強く出ている
ように思いますので、
木タイプキャラは
土方歳三だという結論にしたい
と思います。
外へと伸びて何処へたどり着くのか
彼の意志は
どこへと伸びてゆくのか、
物語終盤が楽しみでもあり、
なんとなく寂しくもあり、
実は五稜郭の地下を掘ったあとから
先を読んでないんです、
ですから、
なにか文章に穴があれば、
どうぞ笑って見逃してください。
最終回に向け追いつくつもりですが…
また、
鶴見中尉殿は
金タイプキャラ
ではないかと思っています。
金は内に収めるエネルギー、
その真の志を内に隠して
彼がどこにたどり着くのか、
“鶴見劇場”最後まで
目が離せないですよね。
木タイプキャラ選手権ひとまずここまで〜ゴールデンカムイ展について
さて今回も
木タイプキャラを通じて
木エネルギーに溢れた人の
イメージをお伝えしてきました。
人は誰しも
五行のエネルギーを秘めています。
そのどれが強く出るかによって
心身にある種の偏りがおこり、
選択や行動に影響を及ぼし、
また病んだりするきっかけにもなります。
この春は集中して、
木エネルギーや
肝システムの
影響についてご紹介してきました。
お付き合いいただいて
心から感謝いたします、
ありがとうございます。
何か自分を見つめ直し、
健やかな生活の参考に
なりましたら幸いです。
そして
今回ネタにさせていただきました
『ゴールデンカムイ』ですが、
2202年4月28日から6月26日まで
東京ドームシティ・Gallery AaMo
(ギャラリー アーモ)にて
『ゴールデンカムイ展』
が開催されるとのこと。
興味のある方や、
興味を持たれた方は
足を運んでみてはいかがでしょうか。
最後までお読みくださりありがとうございます。
ではご多幸とご健勝を♪

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