肺のシステムってそもそもなにしてるのか氣になる方へ

セルフケア
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金は内に縮むエネルギー

始まることで終わることができるように、
五行では相応しい順番で働ことで
お互いを活かせます。

春に始まった季節は、
夏に盛りとなり、
秋に整えていくことで
一年の締めくくりへ向かいます。

締めくくりへ向う秋のエネルギー、
それを昔の人は金に例えました。

ところで、
金とはGOLDのことではありません。

金という字は、
土地の神霊を祀るために
地中に埋めた土の柱を
すっぽり覆うカタチ
なのだそうで、
転じて金属
という意味となったようです。

五行の金は、
例えるなら
結晶化して地中に存在する
天然の様々な鉱物類、
誤解を承知で言えば石のように、
取り込んだエネルギーを
内に圧縮する力、
とイメージしておいてください。

その金を色に例えたら白、
方角に例えたら西、
そして季節なら秋という具合、
様々なものに例えられます。

人体の働きも同様、
金は肺というシステムを
当てはめました。

肺は呼吸を司るシステムです。

内なる氣を巡らせるのが肺の働き

昔ながらの医術では
氣を巡らせることで
心身は保てると考えています。

例えば、
手足の動きは
氣の流れが生じることで起き、
そのとき消費されるエネルギーは
血ですが…その血は
氣の流れに乗って全身を巡ることができ、
氣を皮膚にも巡らせておくと
風邪にかかりにくくできる、
と言う感じに
体内を調えるためには不可欠です。

肺はその氣を
呼吸によって循環させています、
と、
これはわたしが説明するより
皆さんの方がよくご存知かも知れません。

氣で間接的に統治して
心身を治める宰相さいしょう
現代で言えば首相のよう存在、
心身の気配り名人それが肺なのです。

先が見えすぎてクヨクヨするときのツボケア

さて、
春は木エネルギーに
夏は火エネルギーに
身を任せておけたなら
秋のエネルギーチャージも
程よく順調に進むことでしょう。

いま順調に活動できている方は
この先は読み飛ばしてください。

そのまま秋の流れに乗って 
過ごしてくださってOKです。

この時期、
我に返って先が見え過ぎて
クヨクヨとため息がちに
なることがあるなら、
この先の内容が
何かお役に立つかもしれません。

さて、
チャージはいいけれど
取り込むほど肺は働くので
ちょっと内省的にもなり
だんだんと疲れます。

疲れるとちょっと放り出したくなって
ため息で氣を漏らす、
氣を漏らせば心が沈み
クヨクヨとさらにため息
という悪循環に陥ることもあります。

こんなときは、
呼吸をしっかり意識して
おこなってみましょう。

カラダ中の老廃物を
外へ吐き出すつもりで
息を吐き切る。

それから
力を抜いて自然に息を吸う
カラダの隅々まで
新鮮な空気が届くように。

コレだけでも充分ですが
そのとき
眉間にある印堂というツボに
氣を通すように意識してみたり、


胸の真ん中にある膻中というツボに
暖かさや明るさをイメージしてみると、


より氣が落ち着くかもしれません。

また肺のメインスイッチ
太淵に軽く触れながら、


自身の脈を感じてみるのも
いいでしょう。

まとめ

  • 金の内に縮む働きが肺に呼吸を起こす
  • 肺は氣を巡らせることで心と体を治める
  • 先が見えすぎてクヨクヨするときのツボケア

秋は春夏と頑張ってきた
ご褒美の季節なのではないか。

だからこの際もうジタバタせずに
ありのままを受け止め、
もらえるご褒美は
ありがたくもらっておいて、
もらえなかった分は
来年のお楽しみとしておく、
という感じでいこうかと思います。

そして、
次の春に備えて
氣と策を練っておこう
とも思います。

どうぞ皆さまにとって
良い治めの季節になりますように。

では、ご多幸とご健勝を♪


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