五兪穴(ごゆけつ)は流れる水のように

ツボ
この記事は約2分で読めます。
スポンサーリンク

五兪穴とは、
それらが配置されている経絡のエッセンスが濃い部分、
指先から肘・膝までの範囲にある五つのツボで、
水の流れに例えられ作用が説明されている。

井(せい)穴は水が地面から湧き出ている所をイメージ。
六つの陰経脈に配置されている場合は井木穴(せいもくけつ)、
六つの陽経脈に配置されている場所は井金穴(せいきんけつ)と呼ばれる。
古典的な解釈では、主に胸の重苦しさがあるときに使用されるとある。

滎(えい)穴は湧き出た水が溜まる所をイメージ。
六つの陰経脈に配置されている場合は滎火穴(えいかけつ)、
六つの陽経脈に配置されている場所は滎水穴(えいすいけつ)と呼ばれる。
古典的な解釈では、主に熱っぽいときに使用されるとある。

兪(ゆ)穴は溜まった水が注がれ流れ始めるイメージ。
六つの陰経脈に配置されている場合は兪土穴(ゆどけつ)、
六つの陽経脈に配置されている場所は兪木穴(ゆもくけつ)と呼ばれる。
古典的な解釈では、節々が重ダルいときに使用されるとある。

経(けい)穴は注がれた水が経脈を流れて行くイメージ。
六つの陰経脈に配置されている場合は経金穴(けいきんけつ)、
六つの陽経脈に配置されている場所は経火穴(けいかけつ)と呼ばれる。
古典的な解釈では、主に風邪っぽいときに使用されるとある。

合(ごう)穴は流れ行く水が入り込んでくるイメージ。
六つの陰経脈に配置されている場合は合水穴(ごうすいけつ)、
六つの陽経脈に配置されている場所は合土穴(ゆどけつ)と呼ばれる。
古典的な解釈では、主にのぼせたり漏らしたりするときに使用されるとある。


コメント

タイトルとURLをコピーしました