ツボケア流妄想五行論・金タイプキャラ名鑑⑤アムロ・レイ

エッセイ
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ネタバレ・あらすじ含みます

五行のタイプ別の特徴を、
妄想で膨らませたキャラに
こじつけるこの企画が、
陰陽五行論を身近に感じる
キッカケになることを祈りつつ…

アムロ・レイはどんな人だったのか

稲城良いとこ一度はおいで♬

富野由悠季監督の
『機動戦士ガンダム』とは、
人類が宇宙へと生活圏をひろげて
半世紀が過ぎたころ、
地球で暮らす人々の価値観と
宇宙を開拓する人々の価値観の相違と
それに乗じた一部の人たちの思惑から
起きた戦争を舞台に、
戦火に巻き込まれた若者たちが
なんとか生き延びながら成長していく物語。

アムロ・レイは、
地球側の軍の技術開発チーフを父に持ち、
偶然その父の開発した人型兵器
モビルスーツ・ガンダムの
パイロットとなり
戦争に巻き込まれていく、
機械イジリの好きな
パッとしない高校生の主人公。

物語の中にニュータイプ
という造語がありますが、
これは宇宙で生きることで
適応力や対応力が研ぎ澄まされ
共感能力が高まることで
高次の存在へ進化するであろう
新人類の呼び名、
物語が進むにつれ
彼はそのプロトタイプとして
完成されてゆくのです…
それがまさに金タイプキャラ、
と妄想膨らませコジツケていきます。

どんなふうに金タイプキャラになったか

登場初期は、
良く言えばマイペース、
機械イジリばかりに精を出し、
当たり前だろうけど
生活を省みない少年。

仕方なくガンダムで戦い、
プライバシーなんぞ無い
集団生活に放り込まれ、
自閉状態になったりします。

精神的にギリギリに
張りつめているところへ、
唯一の拠り所だったガンダム
という揺り籠から
引きずり出されると知り、
なんとガンダムで逃げ出します。

このあたりまでは土タイプキャラ。

戦艦ホワイトベースの
生活から外へ出て、
ホワイトベースを狩る
人々の存在と脅威を肌で感じ、
そのことが俯瞰してモノを見る
立ち位置を得ることとなり、
空気が読めて人として
マトモに自分を内省し始めた、
化けるのはここから。

やがてよちよち歩きながら、
他人の想いを汲んで
ホワイトベース内では
自分を抑えチームに順応していく、
この姿勢こそ金タイプキャラ、
そしてコレがニュータイプ。

彼はことあるごとにこう言うのです、
僕がもっとちゃんとやっていれば、
と、決して自分以外に
責任を転嫁しないのです、
自己犠牲精神は金の真髄。

そして
最終決戦直前のブリーフィングでは、
今の自分の立場を省み
仲間を励ますために
ウソまでついて場を盛り上げた、
ちゃんとやっとるよねぇ、
なんという成長でしょう。

そうそう
ちなみに五行で金は白色、
アムロの乗るガンダムの色は
白でしたね、
ここでも繋がる。

仲良くなるにはどんなことに気をつけたらいいのか

行動力が伴わない
けれどイイ感じの人、
行動力はある
けれど押し付けがましい人、
これはキライで、
思慮深く自分の軸がある
人がスキです、
金タイプなら。

彼と仲良くなりたいなら、
そんな人であればいいかと思います。

でも、
彼は友達とか恋人とか
必要ないと思っている、
というか真に深い共感を
知ってしまっているので、
それ以上の関係はもう二度と
望めないと諦め生きているから、
仲良くなろうということは
よほど愛情でもない限り
ムリなことなのかもしれません。

結局、
彼が言った、
僕には帰れるところがある、
というのは何処だったのでしょう。

悲しい物語です。

最後までお付き合いくださり、
本当にありがとうございます。
妄想五行から陰陽五行へ、
誰かの橋渡しになれば幸いですが、
さて。

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