二十四節気の夏至は昼間が一番長い日

エッセイ
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紙ひこうきを天へ放す。

放した勢いに乗って
高く高く舞い上がる。

その勢いは
だんだんと
地球の引力に
吸い取られていく。

あるところで
勢いと引力が釣り合うと、
そのあとは
引力に繋がれて地へ。

紙ひこうきを
天へ放す勢いを
陽の力とすれば、
地へ縛る引力は
陰の力。

その力が釣り合う
一瞬の無重力点は
最も陽が盛ん、
今日はそんな日。

ここからの半年は
もう勢いに乗るだけでなく、
引力に縛りつけられないように
勢いを活かしていく工夫が
必要になってくる。

紙ひこうきが
天を滑るようにして
飛んでいくように、
遠くへ遠くへと
どこまでも。

今日は夏至、
二十四節気のひとつ、
日の出から
日の入りまでが
一年で一番長い日。


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