
要点
- 上関は足の少陽胆経の3番目の経穴。
- 顔にあるツボ。
- 顔の不調を調えます。
名前の意味
専門書によると、
頬骨弓の上部にある経穴、
という意味になるそうです。
また、
頬骨弓には対になるように経穴があり、
その上部に位置する経穴が上関になります。
ちなみに下部は下関。
ポイント
上関のポイントは顔の調整です。
顔面神経麻痺や三叉神経痛や上歯痛
などに効果を期待して使うことが多いです。
禁鍼穴なので刺激は控えめ
なのが無難かと思います。
DATA
解剖学関連
- 静脈:浅側頭静脈
- 動脈:浅側頭動脈
- 神経:耳介側頭神経
- 筋肉:なし
- 他:側頭骨頬骨弓
施術関連
- 主治:顔面神経麻痺/三叉神経痛/顔面筋痙攣/鼻炎/歯痛/頭痛/耳聾/口眼歪斜/耳鳴/顎関節症
- 特殊:三叉神経痛の常用穴
- 禁鍼穴
- 【素霊の一本鍼】上歯痛の鍼:頬骨弓をくぐらせるように下向きに刺入
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