生まれながらにしてあなたの中にある五つのパワー

セルフケア
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火と水で上下の関係、金と木で内外の関係、土でそれらを繋げ、
宇宙のパワーバランスはととのっています。

自然界の五つのパワー

五行とは
自然を成り立たせている
五つのパワーのこと。

自然が大宇宙とすれば人は小宇宙、
特徴的なエネルギー
木火土金水もくかどごんすいが持つ
五つのパワーで生かされています。

エネルギーはその時ごとに移るので、
五行の配分バランスも変化して
同じ人でも気分や体質が変わり
その時ごとにキャラも変化します。

木は外に向かうパワーの象徴

木エネルギーは
外へ向かうパワー。

ガチガチに力み過ぎるとき
木エネルギーは強くなり過ぎ。

このときのオススメのセルフケアは…

  1. 頭をカラッポにして単純な動作を繰り返す
  2. 梅干しのような酸っぱいものを食べる
  3. 足の親指と人差し指の間を揉みほぐす

セルフケアすることで、
目標に向かってみんなを引っ張るキャラ、
として安定した力を発揮するでしょう。

チームリーダー

金は内をまもるパワーの象徴

金エネルギーは
内を衛るパワー。

クヨクヨと気にし過ぎるとき
金エネルギーは強くなり過ぎ。

こんなときのオススメのセルフケアは…

  1. 気分をあげるためにしっかり呼吸して体を動かす
  2. カレーのような辛いものを食べる
  3. ペットボトル湯タンポで肘の内側をあたためる

セルフケアすることで、
空気を読んで場を盛り上げるキャラ、
として安定した力を発揮するでしょう。

ムードメーカー

土は繋ぎ留めるパワーの象徴

土エネルギーは
繋ぎ留めるパワー。

アレコレと考え過ぎるとき
土エネルギーは強くなり過ぎ。

こんなときのオススメのセルフケアは…

  1. 軸を取り戻すために体幹を鍛える
  2. 甘味を摂り胃腸を労り栄養を消化吸収しやすくする
  3. ペットボトル湯タンポで鼠径部をあたためる

セルフケアすることで、
不思議なマイペースさでみんなを繋ぐキャラ、
として安定した力を発揮するでしょう。 

インフルエンサー

水は下へ降るパワーの象徴

水エネルギーは
下へ降るパワー。

コツコツと働き過ぎるとき
水エネルギーは強くなり過ぎ。

こんなときのオススメのセルフケアは…

  1. 休むメリハリをつけるためにキッチリ体を動かす
  2. 味噌汁などの塩味+旨味のあるものを食べる
  3. ペットボトル湯タンポで膝裏をあたためる

セルフケアすることで、
人当たりの良い大人キャラ、
として安定した力を発揮するでしょう。

ご意見番

火は上に昇るパワーの象徴

火エネルギーは
上に昇るパワー。

イケイケでポジティブなとき
火エネルギーが強く盛ん。

このときのオススメのセルフケアは…

基本的にありません。 

というのも
誤解を承知でいえば、
このタイプでいられるなら、
健康的で元気いっぱいの
生きていこうとする喜びそのもの。

精神的支柱

ともすると、
はしゃぎ過ぎたり
浮かれ過ぎたり
空回りすることはありますが、
そんなときには苦いものを口にして
気を引き締めるのはどうでしょう。

まとめ

五つのパワーバランスがいいとき、
言い換えれば、五行相生のとき、
人は元気いっぱいでいられるので、

  • 常にポジティブで(火)
  • ゆったりマイペース(土)
  • 目標に集中していながら(木)
  • 周りへの気配りも忘れない(金)
  • 謙虚で慎重(水)

そんな雰囲気でいられるかもしれません。

これは逆のことも言えるようで、
こんな気持ちでいられたら、
健康で元気いっぱいな体に近づける
と昔の人は考えてもいました。

    貝原益軒に『養生訓』という書物がある。この書物が書き上げられたのは、益軒の八十四歳のときである。そのなかでかれは、自分のことを、八十三歳になっても、夜に、こまかい字を読み書きできるし、歯は一本も抜けていない、と誇っている。
「養生訓」によれば、自分のからだをそこなうものは、内から生ずる欲であるという。したがって養生の道の根本は、内欲をおさえることだ、というわけである。
  「命みじかければ、天下四海の富を得ても益なし。財の山を前につんでも用なし」

宮城谷昌光 著『中国古典の言行録』…金を取るの時、人を見ず《列子》より

エピローグ

むかしむかしの中国で、
人を含めたあらゆるものごとは
五つのパワーの
チームワークで成り立つ、
あるいは
五つのエネルギーの
移り変わりで成り立つ、
そんな考え方が広まりました。

それが木火土金水の
自然エネルギーと、
日月のサイクルから
インスピレーションを受けて
成り立った陰陽五行論。

そして
ものごとがうまくいくように、
五つのパワーの調和を大切にしよう、
そんな考え方を
人の心身に応用して、
元気いっぱいに過ごしたい
という願いをカタチにしたものが、
いわゆる鍼灸や漢方(湯液)などの
昔の中国発祥の東洋医学なのです。

さあ、
生まれながらにあなたの中にある
五つのパワーをうまく使いこなして、
あなた自身の天竺を目指してみませんか?

東洋医学はいつでも
そんなあなたの後押しをいたします。

最後までお読みくださり
ありがとうございます。


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