
1/17から節分までは土用という期間になります。
土用は土を用いると書きます。
地面があってはじめて上下左右が決まります。
土にはあらゆるものの土台となり繋ぎ留める働きがある、と昔の人は考えたのです。
その土をこの期間は土の精が用いるので、人はそれをそっとしておこうとして、土用をつくったようです。
ですから、基本的にはノンビリと過ごすことがオススメです。
昔ながらの東洋医学的には、土用は心身のシステムのなかで繋ぎ留める働きがある『脾』がこの期間に活発になり同時に疲れやすくなるとして、脾が支配する消化器・免疫系・結合組織・思うことなどのシステムをケアしていくことをオススメしています。
特に冬の土用は、下へ降る水のエネルギーを持つ腎がお疲れ休みをする期間でもあるので、お腹が下りやすくなるかもしれません。
このとき、腹痛の弱く回数も少ない下痢であれば腎のお疲れからくるものである可能性が高いので、足腰を温めてあげるのがいいと思います。
その後押しになるツボをオススメしておきますので、ツボケアをお試しください。


また、土用は次の季節への準備期間ですから、免疫系にかかわる脾をしっかりケアしておくことは、春にやってくる花粉症の対策として有効であると思います…もちろん、体質改善にかかわることなので、もっと早くからの積み重ねの方が更に有効です。
そんなこんなで、例え花粉症に間に合わなかったとしても、この期間のセルフケアとしては有益であるには違いないツボを、とりあえず2つオススメしておきます、コツコツやれば体質改善にもなりますので良かったらセルフケアしてみてください。


セルフケアの方法などの詳細については以下のリンクをご覧ください。
また、アイテムの中のどこでも湯を使って、鼠径部を温めてみるのもオススメです。
鼠径部は脾にリンクする大きなツボような場所で気街と呼ばれているところなのです。
わたしも土用はノンビリとしたいと思います。
ですからこのブログをもって、土用の間は更新をお休みします。
節分は大晦日という考え方もあります、そうなるとこの土用が明けて初めて新年ということになります。
皆さまが素敵な新しい春を迎えられますように、ご健勝とご多幸をお祈りしています。
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